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前回は前置きで終わってしまったので今回ようやく本題です。

バス停の名前って鉄道の駅名ほど注目されることはまずないのですが、時として「なんでこんな名前なの?」とか「この名前の由来は?」なんてのがあります。全部上げてたらきりがないので2つほど。

まずは足立区の「京成中組」というバス停

日光街道(国道4号)のバス停で、京成線の千住大橋駅前にあります。普通に考えれば「千住大橋」とか「千住大橋駅前」という名前にすれば良いと思うのですが何でこういう名前になったのか。そもそも中組って何?

でググったら http://michikusa-ac.jp/archives/3398257.html が出てきました。「みちくさ学会」さんのサイトですが「組」は古くから小集落の単位として使われた呼称らしいです。かつて日光街道の宿場街として発展した千住は、万治年間(1658~61)に宿の南側、現在の千住仲町、河原町一帯から千住大橋南側の通称「コツ通り」までが宿場に加えられ、旧来の千住本宿を北組、その南を中組、千住大橋南側を南組として区分けするようになりました。その中組の地に京成電車の駅があることから、京成中組のバス停名が生じたのでしょう。(以上、みちくさ学会サイトより引用)となってます。

このように行政の住居表示にはないけど、バス停に名残がある地名は結構多いですね。他の例としては台東区の土手通りにある「吉原大門(よしわらおおもん)」バス停。吉原は説明するまでもありませんが、浅草の北方にあるあの「よしわら」です。実は住居表示上は吉原は存在せず、東浅草、千束等の表示になってます。つまりバス停でようやく出てくる地名です

あと名前の根拠がよくわからない、ツッコミどころ満載のバス停もあります。

今回は墨田区にある「明治通り」というバス停を挙げてみましょう。

その名の通り「明治通り」上に存在するバス停です。だから「明治通り」は間違いではないけど、なんかおかしくないか。距離の短い通りなら、それも有りでしょう。しかし明治通りは南麻布(古川橋)~渋谷~新宿~池袋~王子~白髭橋~亀戸~夢の島(新木場)の全長33キロの幹線道路です。つまりこのバス停は全長33キロの1地点に過ぎません。明治通り上に存在するバス停は100近くになるのに、なんでここが他を差し置いて「明治通り」と名乗っちゃうのか?他のバス停に「挨拶」はあったのか、他に良い名前は浮かばなかったのか、こんなのを認めてたら「環七通り」とか「外環道路」とか「国道1号」とか名乗っちゃうのが出てくるぞ(爆)とか思ったりします。こんなこと書いてたらバス停ではなく鉄道駅なんですが京急大師線に「産業道路」なる駅名発見。う~ん、これは大師線と産業道路の交差地点を表している意味だから有り、かな。